エイズと向き合うこと。
「ウガンダで何してたの」ってよく聞かれます。
、、、はい、ボランティアしてました。
活動に関わらせていただきました。
また、それに加えて、自分の活動として
病院インターンや病院見学、高血圧の調査をしていました。
親を亡くし子ども達に、教育支援をしています。
ウガンダでは、1982年に世界で初めてHIV/AIDS患者が発見されたと言われています。
HIV/AIDSというと、多くの人は
「うつると大変な病気」
「エイズの人と一緒にいるとうつるの?」などとよく言いますよね。
では、どうやってうつるか知ってますか? HIV/AIDSってなんですか?
まず、HIVとAIDSは同じではありません。
HIVというのは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)
と言われるウイルスのことであって、HIVは病名ではありません。
そして、AIDS(エイズ)はHIVのウイルスがリンパ球などに
感染することによって、健康な状態を保つための力である、
免疫力が低下してしまう病のことです。
HIVは風邪のように、空気を介して感染するウイルスではありません。
血液や性液を介してうつるウイルスです。
セックスを介してうつることが多いとされています。
また、出産時や母乳によってもうつるとされてます。
つまり、、、、
キスをしても、手をつないでも、会話しても、うつることはありません。
近年、日本でも多くの人がHIVに感染しています。
先進国で唯一感染者が増えている国と言われています。
日本でHIV/AIDSの検査を受けに行くことは、タブー視されているように感じます。
しかし、ウガンダでは、3か月に1回、少なくとも1年に1回
検査を受けに行くことは、当たり前のことです。
それが、自分自身と相手を守る方法であると言っていました。
「関係を持つ前に、検査を受けに行く」
検査を受けに行くことは恥ずかしいことではありません。
大切な人を守るためであり、自分自身を守る方法です。
そして、生まれてくるかもしれない子どもを守る方法です。
検査によって、救われる命があるのです。
日本では、全く性に関する授業はほぼありません。
性に関する知識を身に付けることは、
自分自身の将来を守ることにつながります。
多くの人に、正しい知識を自ら得ていく姿勢を持ってほしいと思います。
では、Werabba(現地語でまたね)
1年ぶりの大学はなんだかドキドキしますね。