アフリカの地を踏んで。

2015年4月から1年間、ウガンダ共和国にいました。

エイズと向き合うこと。

ウガンダで何してたの」ってよく聞かれます。

、、、はい、ボランティアしてました。

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あしながウガンダというNGOで日本人ボランティアとして、

活動に関わらせていただきました。

また、それに加えて、自分の活動として

病院インターンや病院見学、高血圧の調査をしていました。

 

あしながウガンダは、HIV/AIDSや事故などで、

親を亡くし子ども達に、教育支援をしています。

ウガンダでは、1982年に世界で初めてHIV/AIDS患者が発見されたと言われています。

HIV/AIDSというと、多くの人は

「うつると大変な病気」

エイズの人と一緒にいるとうつるの?」などとよく言いますよね。

では、どうやってうつるか知ってますか? HIV/AIDSってなんですか?

 

まず、HIVとAIDSは同じではありません。

HIVというのは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)

と言われるウイルスのことであって、HIVは病名ではありません。

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そして、AIDS(エイズHIVのウイルスがリンパ球などに

感染することによって、健康な状態を保つための力である、

免疫力が低下してしまうのことです。

HIVは風邪のように、空気を介して感染するウイルスではありません。

血液や性液を介してうつるウイルスです。

セックスを介してうつることが多いとされています。

また、出産時や母乳によってもうつるとされてます。

つまり、、、、

キスをしても、手をつないでも、会話しても、うつることはありません。

 

近年、日本でも多くの人がHIVに感染しています。

先進国で唯一感染者が増えている国と言われています。

日本でHIV/AIDSの検査を受けに行くことは、タブー視されているように感じます。

しかし、ウガンダでは、3か月に1回、少なくとも1年に1回

検査を受けに行くことは、当たり前のことです。

それが、自分自身と相手を守る方法であると言っていました。

「関係を持つ前に、検査を受けに行く」

検査を受けに行くことは恥ずかしいことではありません。

大切な人を守るためであり、自分自身を守る方法です。

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そして、生まれてくるかもしれない子どもを守る方法です。

検査によって、救われる命があるのです。

 

日本では、全く性に関する授業はほぼありません。

性に関する知識を身に付けることは、

自分自身の将来を守ることにつながります。

多くの人に、正しい知識を自ら得ていく姿勢を持ってほしいと思います。

 

では、Werabba(現地語でまたね)

1年ぶりの大学はなんだかドキドキしますね。